水平探査は、下図の機能があります。各ボタンをクリックすることで起動できます。
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | ボタン | ペンレコーダー | ペンレコーダー起動 ①現場登録・参照 ②側線追加・参照 ③信号記録 ④波形確認 |
2 | ボタン | 簡易ビューア | 側線3本を並べて信号確認 |
3 | ボタン | マーカー補正 | マーカーの距離修正、削除 |
4 | ボタン | 解析 | 磁気量計算 ①プロット ②磁気量計算 ③エクセル出力 ④異常点マップ作成 |
5 | ボタン | 印刷 | プリンター、PDF出力 |
6 | ボタン | データ送信 | データファイルの送信 |
7 | ボタン | データ受信 | データファイルの受信 |
8 | ボタン | バックアップ | 現場ごとにバックアップファイルを作成 |
9 | ボタン | リストア | バックアップファイルの読み込み |
基本的な流れ
ペンレコーダー
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | 表示 | Page | 現在のペン位置がA3横サイズでどの辺りにいるのかを表示 例 1/0%→1ページ目の最初、1/50%→1ページ目の半分 |
2 | 表示 | Pen No2 | ペン番号2番の中心位置を表示 |
3 | 表示 | Pen No1 | ペン番号1番の中心位置を表示 |
4 | 表示 | Pen No3 | ペン番号3番の中心位置を表示 |
5 | ボタン | 参照 | 現場を登録・選択 |
6 | リスト | 測線リスト | 取得済みの測線リスト ダブルクリックすることで波形の確認が可能 |
7 | 選択 | 測線番号設定 | 取得したデータの保存名称(測線番号) |
8 | 選択 | 測線更新規則 | 測線番号の自動更新規則設定 保存ごとに測線番号を+1または、-1するかを選択 |
9 | 入力 | 開始位置 | 計測開始位置設定(m) |
10 | ボタン | 開始終了入替 | 開始位置、終了位置の入替 |
11 | 入力 | 終了位置 | 計測終了位置設定(m) |
12 | ボタン | ペン操作 | ペンのアップ、ダウンの操作 |
13 | ボタン | チャート操作 | チャートのスタート、ストップの操作 |
14 | ボタン | 巻戻し | チャートの巻戻し 長押しすることでチャートの速度を上げることができます |
15 | ボタン | 早送り | チャートの早送り 長押しすることでチャートの速度を上げることができます |
16 | ボタン | ものさし | ものさしの表示、ドラッグで移動可能 |
17 | ボタン | 保存 | No7で設定されている測線番号で保存 |
18 | ボタン | クリア | チャートを初期化 |
19 | ボタン | 設定 | ペンのレンジ、コメント等の設定画面を表示 |
20 | ボタン | 終了 | チャート画面を閉じてメニュー画面に戻る |
21 | 表示 | ペンレンジ | 現在設定されているレンジを表示 |
22 | 表示 | コメント | 数値キーに割り当てられた文言を表示 数値キーを押すことでチャートに文言を記録 記録位置はマウスポインタの有る場所 |
23 | 表示 | コメント | 数値キーに割り当てられた文言を表示 数値キーを押すことでチャートに文言を記録 記録位置はマウスポインタの有る場所 |
24 | ボタン | マーカー | キーボードのスペースキーでマーカー入力 マーカーごとに印字される数値はNo9の開始位置からスタートして 印字ごとに+10m、または-10mする |
現場選択
水平探査を行う現場名称の登録、選択を行います。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | 入力 | 新規現場名称 | 現場名称を新規登録するときの入力エリア |
2 | ボタン | 追加 | 新規現場名称を登録 |
3 | リスト | 現場リスト | 登録済みの現場リスト |
4 | リスト | 測線リスト | No3で選択された現場で既に取得済みの測線リスト |
5 | ボタン | 現場設定完了 | No3で選択された現場をペンレコーダーに反映 |
6 | ボタン | 閉じる | 画面を閉じます |
ペンのレンジ、コメント等の設定画面
ペンレコーダーの詳細機能を設定します。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | 選択 | 各ペン設定 | ペンの色、レンジ、太さ、中心位置の調整 |
2 | 入力 | コメント設定 | 各ショートカットキーに文言(スタンプ)を設定 |
3 | ボタン | 学習 | 中心位置を学習し、ペンの中心位置を自動調整 |
4 | 選択 | ガイドライン | 振幅を調整するときのガイドラインの表示・非表示 |
5 | 選択 | チャート速度 | チャートの速度を設定 |
6 | ボタン | レンジ印字 | チャートに設定中のレンジを印字 |
7 | ボタン | 閉じる | 画面を閉じます |
保存波形の確認
測線リストをダブルクリックすることで波形の確認が出来ます。チャートはマウスで移動、拡大が可能です。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | 表示 | マーカー | 開始位置から終了位置までを表示 |
2 | 表示 | 取得信号 | 3ペン分の信号を表示 |
3 | 表示 | 現場名称 | 確認中の現場名称と測線番号を表示 |
4 | ボタン | 閉じる | 画面終了 |
マウスの使い方
No | 項目名 | 機能 |
---|---|---|
1 | 左+ドラッグ | チャートを上下左右に移動 |
2 | ホイール | 拡大・縮小 |
簡易ビューア
測線を3本並べて信号確認が出来ます。マーカー位置を指定することで位置合わせが出来ます。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | ボタン | 現場選択 | 表示したい現場を選択 |
2 | リスト | 測線リスト | 保存済みのリストを表示 表示したい測線番号をダブルクリックすることで、3本分を表示 |
3 | 選択 | ペンの選択 | 表示したいペンNoを選択、設定ボタンで表示 |
4 | 入力 | マーカー位置 | 指定されたマーカー位置が重なるよう描画 指定された位置に紫の線を表示 |
5 | 表示 | 波形を表示 | マウスホイールで拡大・縮小、左+ドラッグで移動 |
6 | ボタン | 閉じる | 画面終了 |
マーカー補正
取得済みのデータに対してマーカーの修正、削除を行います。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | ボタン | 現場選択 | 表示したい現場を選択 |
2 | リスト | 測線リスト | 保存済みのリストを表示 表示したい測線番号をダブルクリックすることで信号を表示 |
3 | 入力 | マーカー削除 | 画面上赤文字で表示されている番号を指定して削除 |
4 | 入力 | マーカー修正 | 画面上赤文字で表示されている番号を指定して距離を修正 |
5 | 表示 | 波形を表示 | マウスホイールで拡大・縮小、左+ドラッグで移動 |
6 | ボタン | 保存 | 修正内容を保存 データは上書きされます |
7 | ボタン | 閉じる | 画面終了 |
解析
解析の基本操作は下記のとおりです。
①解析する現場を選択します。
②測線リストをダブルクリックして信号を表示します。
③開始ボタンを押してマウスの左クリックで4か所をプロットします。
④磁気量が表示されます。
⑤確定ボタンでプロットを確定します。
⑥マウスで解析結果スタンプ位置を調整します。
⑦スタンプボタンで位置を確定します。(異常点リストに計算結果が追加されます)
⑧上記の③から⑦を繰り返し、異常点を取得します。
⑨保存ボタンで解析結果を保存します。
⑩エクセル出力の一覧ボタンを押して、エクセルファイルを作成します。
⑪作成したエクセルファイルを指定して異常点マップを作成し、画像を保存します。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | ボタン | 現場選択 | 表示したい現場を選択 |
2 | ボタン | 開始 | 解析用のプロットを開始 |
3 | ボタン | 確定 | 4か所のプロットに対して磁気量を計算し、表示 |
4 | ボタン | スタンプ | チャート上の計算結果表示位置を確定 |
5 | ボタン | 保存 | 解析結果を保存 |
6 | ボタン | クリア | 解析データをクリア |
7 | ボタン | エクセル出力 | 解析結果をエクセルファイルに出力 |
8 | ボタン | 異常点マップ | エクセルファイルを指定して異常点マップを作成、画像保存 |
9 | ボタン | 閉じる | 画面終了 |
10 | リスト | 測線リスト | 解析したい測線リストをダブルクリックして信号を表示 解析済み測線は赤で表示される |
11 | 選択 | ペン指定 | 解析したいペンを選択 |
12 | ボタン | 異常点なし | 波形に異常点がないとき、異常点なしスタンプを表示する 異常点なし解析済み測線は緑で表示される |
13 | 表示 | 解析結果 | エクセル出力される解析結果 ダブルクリックで異常点へ移動 |
14 | 表示 | 波形を表示 | マウスホイールで拡大・縮小、右+ドラッグで移動 |
現場選択
解析する現場を選択します。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | リスト | 現場選択 | 表示したい現場を選択 |
2 | リスト | 測線リスト | 保存済みのリストを表示 |
3 | 選択 | 磁気量計算 | 磁気量計算の端数処理を選択 |
4 | 入力 | 地上高 | 埋没深度計算用地上高(cm)を設定 |
5 | 選択 | スタンプ表示 | スタンプの表示、非表示を選択 |
6 | ボタン | 完了 | 選択された現場を解析画面に表示 |
7 | ボタン | 閉じる | 画面終了 |
エクセル出力
解析結果をエクセルファイルに出力します。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | リスト | 解析結果 | 解析結果を一覧表示 |
2 | ボタン | 作成 | ファイル名、フォルダを指定してエクセルファイルを作成 |
3 | ボタン | 閉じる | 画面終了 |
エクセルファイルの内容
作成されるエクセルのデフォルトファイル名は【現場名】磁気量算出基礎資料.xlsxとなります。必要に応じて適切なファイル名に変更してください。保存先も適切なファルダを指定してください。
異常点マップ
作成されたエクセルファイルを指定して、異常点マップを作成します。描画された異常点マップは画像形式で保存できます。縦軸設定と横軸設定を使い表示範囲を指定することで見やすい画像を作成することが出来ます。
印刷
取得した信号波形を印刷またはPDF出力します。
各機能概要
No | 種別 | 項目名 | 機能 |
---|---|---|---|
1 | リスト | 現場リスト | 現場を一覧表示 |
2 | リスト | 測線リスト | 取得した測線リスト 印刷対象をクリックすることで選択 |
3 | ボタン | プリンタ調整 | A3サイズで印刷できるよう微調整 |
4 | 選択 | 印字 | 選択されたコメントを印字 |
5 | ボタン | 印字対象 | 測線を一括で選択、解除 |
6 | ボタン | 印刷 | 印刷ダイアログでプリンタ、PDFを選択して印刷を実行 |
7 | ボタン | 閉じる | 画面終了 |
プリンタ調整
プリンタ機種によって印刷されるサイズが異なることがあります。印字サイズが合わない場合は、本画面で縦横の倍率を調整してください。
削除・バックアップ
他のメディアへのバックアップと不要となったデータの削除を行います。削除する場合は、バックアップ後に選択できます。
①現場1つを選択します
②バックアップボタンを押します
③バックアップ先のフォルダを指定します
④指定されたフォルダに、現場名称.bmeファイルが作成されます
⑤選択された現場を削除するか選択します
⑥確認後に実削除を行います
※削除したデータの復元は、リストア機能で行います
※バックアップファイルは、暗号化とパスワードで保護されますが、リストア以外での復元は出来ません
リストア
現場名称.bmeファイルを復元します。
①現場名称.bmeファイルを任意のフォルダにコピーします
②ファイル選択で現場名称.bmeを選択します